年末に解散したSMAPの木村拓哉(44)主演のTBS系連続ドラマ「A LIFE ~愛しき人~」(日曜午後9時)の5日第8話の平均視聴率が15・7%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は14・2%、第2話は14・7%、第3話は13・9%、第4話は12・3%、第5話は13・9%。第6話は15・3%、第7話は14・5%だった。

 木村はグループ解散後、1人の俳優として初めて挑む同ドラマで職人肌の外科医を演じる。これまでさまざまな役柄を演じてきた木村だが、医師は初めての役どころだ。数々の主演ドラマで高視聴率をたたき出してきた木村と、人気ジャンルでもある医療ドラマのタッグは、再出発を図る木村の代表作となるか、その視聴率が注目されている。

 第8話は、深冬(竹内結子)の脳に腫瘍があることを知った虎之介(柄本明)は怒り狂い、壮大(浅野忠信)と沖田(木村拓哉)を責め立てた。しかし沖田は虎之介に手術方法を説明し、大丈夫と言い切る。深冬の難しい手術に備えて準備を進める沖田。そんな時、沖田の父一心(田中泯)が心臓を患い、倒れる。近親者の手術は行わないのが通例のため、羽村(及川光博)が一心の手術を行うことに。ところが一心は、沖田に自分の手術をしろと迫る、という内容だった。