1月スタートの連続ドラマ、日本テレビ系「スーパーサラリーマン左江内氏」(土曜午後9時)の11日第9話の平均視聴率が10・5%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第8話は6・3%だった。

 本作は1977年から78年にかけて連載されていた藤子・F・不二雄原作の「中年スーパーマン左江内氏」をドラマ化。堤真一(52)演じるパッとしない中年サラリーマンが、謎の男からスーパースーツを受け取ったことによって、しぶしぶ世界の平和を守ることになる姿をコミカルに描く。

 脚本・演出を手がけるのは「勇者ヨシヒコ」シリーズなどで注目を集める福田雄一氏。福田作品ではおなじみの佐藤二朗(47)が、毎回さまざまなキャラクターに扮し、ワンシーン限定で登場をするのもネット上では話題だ。エンディングではキャスト陣が“恋ダンス”ばりに(?)キレキレダンスを披露している。

 第9話は、簑島課長(高橋克実)が部長に昇進することになった。簑島の代わりに左江内(堤真一)が新課長になるのではないかと池杉(賀来賢人)らが騒ぎ、左江内も有頂天に。家でも、円子(小泉今日子)ら家族が課長昇進の夢を膨らませる。そんな中、またSOSを受信する左江内。発信地へ飛んでいくと、とある豪邸で男性が強盗(やべきょうすけ)と対峙していた。その男性は、左江内の会社の社長(風間杜夫)だった、という内容だった。