<第7回>8・2%(2月28日)

 幹生(宮藤官九郎)は真紀(松たか子)のバイオリンを抱えていた有朱(吉岡里帆)ともみ合いになり、有朱が2階から転落してしまう。それを知った真紀は「逃げよう」と提案する。吉岡里帆の怖すぎる魔性の女ぶりはネットでも話題を呼んだ。真紀がすずめにささやく「抱かれたいの」のセリフも強い印象を残した回。

<第8回>9・5%(3月7日)

 真紀(松たか子)が離婚したことで、より一層4人での生活は和気あいあいとしたものに。そんなある日、すずめ(満島ひかり)の別府(松田龍平)への想いを知る家森(高橋一生)は「真紀さんが離婚してピンチじゃない?」とふっかける。しかしすずめは「真紀と司をくっつけるために協力して」と家森に頼み、真紀と別府をデートさせようと試行錯誤する。最後には真紀が真紀じゃないことがわかって衝撃的な展開に。

<第9回>11・0%(3月14日)

 刑事(大倉孝二)から真紀(松たか子)が全くの別人だったと告げられた鏡子(もたいまさこ)。警察が真紀を捜査していると知り、激しく動揺する。そんなある日、真紀の元へ刑事がたずねてきて、真紀は出頭を要請される。出頭前に真紀は3人に自分は早乙女真紀ではないと告白した。家森のホッチキスやバンドエイドの通称に関するうんちくが「真紀は真紀じゃなくても真紀」という3人の気持ちの伏線につながっているようで感動的な回。

<最終回>9・8%(3月21日)

 最終話は、前話で真紀(松たか子)が警察に出頭したことで、バラバラになったカルテット・ドーナツホールの1年後を描いた。真紀が週刊誌に「コロッケデート」などと書かれた記事を見た別府(松田龍平)が、家森(高橋一生)、すずめ(満島ひかり)にドーナツホールの解散を提案するなど物語は急展開。そして、すずめが預かったバイオリンを返すために真紀を探そうと提案。真紀を軽井沢の別荘に連れて帰るシーンでは、家森が真紀を後ろからハグした“バックハグ”が、ネット上で大きな話題となった。