日本テレビ系列の連続ドラマ「フランケンシュタインの恋」(日曜午後10時30分、初回のみ10時)の23日初回の平均視聴率が11・2%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 同作はモンスター小説の名作「フランケンシュタイン」の物語をベースに、現代に置き換えた、怪物と人間のせつないラブストーリー。綾野剛(35)が、100年前のある事件をきっかけに生み出された心優しい怪物を演じ、二階堂ふみ演じるヒロインに恋をする。

 初回は、津軽継実(二階堂ふみ)は、大学の研究室でキノコをはじめとする菌類の研究にのめり込んでいた。ある日、珍しいキノコ・アカナリカミタケを探して森に入った津軽は、怪物(綾野剛)と出会う。彼は「僕は人間じゃない」と口にして去っていく。津軽は、森の奥深くまで怪物を追ううち、怪物の家にたどり着く。怪物は、120年前からその家で暮らしていた。自分は人間と暮らせないと言う怪物。怪物の孤独を感じた津軽は、彼を森から連れ出す、という内容だった。