女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の27日の平均視聴率が19・3%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は22日放送の第18話の20・5%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 27日は、みね子(有村架純)が通う高校の卒業式。みね子は、父が東京で買ってきた靴をおろして式に臨んだ。家では美代子(木村佳乃)ら母親たちが集まって、せまってきた子どもたちとの別れに号泣する。式では絶対に泣かないと宣言していたみね子だったが、時子(佐久間由衣)と三男(泉沢祐希)と過ごした3年間を思い出し、涙が止まらない…、という内容だった。