道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで大阪府警南署に逮捕され、釈放されたお笑い芸人、ガリガリガリクソン(本名・坂本祐介)容疑者(31)が出演していたことが分かった映画「銀魂(ぎんたま)」(福田雄一監督)は、予定通り7月14日に公開される可能性が高そうだ。

 ガリクソンが所属する事務所は15日、同映画配給のワーナー・ブラザース映画と「公開に向けての話し合いを詰めていく」と話し、関係者によると、公開まで約2カ月の時期であることから、予定通りの公開になる見通し。ガリクソンは同作以外にも、映画複数に出演しているが、他作品の公開は早くても秋以降だという。

 またこの日、ガリクソンを逮捕した大阪府警南署は、ガリクソンが「第三者を巻き込んだ形跡はない」と明言。同署はすでに、ガリクソンと同席していた女性タレント、知人男性らにも話を聞いている。

 女性タレントは「警察から(道交法違反の)ほう助などの罪には当たらない、と説明を受けた」と話しているが、これについては「否定も肯定もしない。ただ、彼女がそういった発言をした内容は、把握している」と話すにとどめた。

 一方で、ガリクソンが停車させ、眠っていた車の右側前後輪がパンク、右側バンパーに擦過痕があったことについては「何者かにパンクさせられていたとは考えられない。何らかの形で自損した可能性が高い」と話した。