歌手星野源のテレビ初冠番組として4日夜に放送されたNHK特別番組「おげんさんといっしょ」のSNSの反応が「紅白歌合戦の3倍以上」だったことが24日、明らかになった。放送総局長会見の中で、デジタル部門の担当者が発表した。

 開設したツイッターのフォロワー数は約12万。放送中の1分あたりの平均ツイート数は約2000で「昨年の紅白歌合戦の3倍以上」だったという。ちなみに、ツイッターでは21件の投稿を行い、平均リツイート数は約9500。NHKの公式ツイッターアカウントは152あるが、フォロワー数は10番目の多さで「単体の1回限りの番組としては極めて異例の多さ」という。

 番組は星野が「おげんさん」という女性に扮(ふん)し、ゲストとのゆるいトークを展開する生放送の音楽番組。視聴率は3・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、型破りな内容にネット上でも「癒やされた」「次回が楽しみ」など、再放送やレギュラー化を求める声が相次いでいた。