4~5メートルの高さの木から木登り動画を配信中に転落し、左鎖骨や左肋骨(ろっこつ)9本を骨折した間寛平(67)が25日、大阪市内で、木の絵を背後に復帰会見を開いた。「人生で一番痛い。1回、あの世へ行きました。ま~るい白いもんが見えた」と話した。

 左鎖骨にはボルトが入り左腕を地面と水平以上には上げられず、肋骨はコルセットで固定。肺にも血がたまり、1日がかりで血を抜いたという。痛々しい状態ながらも芸人魂は健在。「皆さん『猿も木から落ちる』とか書いてくれて、誰が猿や! 肋骨12本のうち9本骨折やで。痛う(く)て(転落後の)記憶ないもん」と、寛平流の謝罪、そして状況報告となった。

 入浴が可能になったばかりで、趣味のマラソン、トレーニングも7月までは無理。それでも「まだアホはやる。今度はハーネスを着けて木に登ります」と宣言。「肋骨戦隊キュウレンジャー!」と、新ギャグも披露した。寛平は26日のMBSテレビ「ちちんぷいぷい」から仕事復帰する。【村上久美子】