上方落語の重鎮、笑福亭仁鶴(80)が、27日に放送されたNHK「バラエティー生活笑百科」(土曜午後0時15分)を、32年目にして初めて欠席した。

 所属事務所などによると、仁鶴は、今月16日ごろに体調を崩し、舞台や同番組の収録を欠席。「3日ほど休んだ」が、その後、23日に予定されていた別の番組収録は参加。すでに仕事復帰している。

 今後は、6月13日から大阪・なんばグランド花月での出番が控えているが、これについは「現状、予定通り出演する」と話した。

 「-生活笑百科」は、生活上のトラブルを解決する長寿バラエティー番組。85年4月にスタートし、仁鶴は西川きよしの後を継ぎ、86年4月から「相談室長」を務めてきた。昨年4月からは、桂南光が「室長補佐」としてレギュラー参入している。