女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の29日の平均視聴率が19・8%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は13日放送の第30話の20・9%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 29日は、年末が近づいてきたある日、みね子(有村架純)は家族に宛てた手紙で、正月休みには帰省すると書く。そんな矢先、工場長の松下(奥田洋平)から不況のあおりを受け、向島電機が倒産するという衝撃の通告がなされる。あと1カ月で工場は閉鎖となり、寮も正月明けまでしか使えないことに。愛子(和久井映見)は就職先斡旋も行うと説明するが、みね子たちは不安でいっぱいになる、という内容だった。