落語家の立川志らく(54)が、大相撲の横綱審議委員会(横審)が横綱日馬富士の暴行問題で貴乃花親方を批判したことに「なぜ被害者側をやたら非難するのか」と疑問を呈した。

 横審は27日に開催され、日馬富士への処分について検討するとともに、貴乃花親方が貴ノ岩への聴き取りを拒否していることを問題視。北村正任委員長は「貴乃花親方の姿勢は納得できない。理事という立場にあって、協会全体が進めることをぶち壊すような動きをしているという疑念、不可解だという意見はみんなあった」と明かした。

 志らくは28日放送のTBS系「ひるおび!」で、横審について「協力しないってところで組織では『いかがなものか』っていうのはもちろんあるけど、なんでもっと加害者を非難せず、被害者側をやたらと非難するのか、わけがわからない」と首を傾げ、「これは学校でイジメの被害者の親を『なんで学校に協力しないんだ』ってみんなで批判している(のと同じ)」と例えた。