大泉洋(45)とユニットTEAMNACSを組むリーダーの森崎博之(46)が、北海道で最大震度7を観測した地震から一夜明けた7日、所属事務所の公式サイトを通じて「がんばろう北海道!!」と、自らも家族と被災しながらもエールを送った。

森崎は「余震が怖い暗闇の夜でしたが、また太陽が昇って来てくれました。よかった。。うちはまだ停電中ですが、大丈夫。キャンプ用品が沢山あるのと、あらかじめ備えていた防災グッズがすごく役立っています。」と一夜明けた今も、北海道で余震が続いていることを報告した。

また「テレビもネットもダメなので情報はほぼ入りません。電波も悪く充電も心配です。全国の知人から心配のメールが届くのですが、なかなか返せませんでした。この時間になってようやく送受信できています。そんななか、乾電池式のラジオはやはり心強いです」と、テレビやインターネットが使えない中、ラジオが重要な情報源であること、メールの送受信が何とか可能になった現状もつづった。

そして「冷蔵庫も強いです。開けないようにしてるので、通電しなくてもなんとか氷が凍ったままです。乾電池のLEDランタン、カセットコンロ、備蓄食料で、もう数日は買物に出かけなくても大丈夫でしょう。心配かけて申し訳ない。おかげさまで、なんとかなっています。真冬じゃなくてよかった。家族一丸となって乗り越えています」と自宅や家族の様子も明かした。

その上で「ただ、被害の大きなところがあります。震源地近くの方々は、私達より何倍もしんどい思いをしているはず。札幌市内でもかなり損傷が激しく避難所生活を強いられた地域があるようですね。つらい思いをされているはずです。酪農家さんは大丈夫かな、いまは機械搾り主流ですが、牛は乳搾りしてもらわないと乳房炎になっちゃう。早く通電しないと牛乳がたいへんなことに。なんとか優先して復旧を急いでもらいたい」と他の被災者、特に酪農農家を気遣った。

森崎は最後に「数日中にはウチでも電気が復旧するはず。逆境を乗り越えて、普段の生活に感謝することでしょう。子どもたちに大切なことを伝えられているといいな。昨夜、早寝の前に庭へ出て、暗闇から見上げた夜空の星に、息子が驚きの声をあげていました。余震への不安と恐怖のなかでも、小さな心が育って行くのが見えます。はやく平穏が戻りますよう、祈ります」(コメントは原文のまま)と早期の復旧、復興を願った。