浜松市出身の女優田中道子(29)が、日本テレビ系連続ドラマ「ドロ刑-警視庁捜査三課-」(土曜午後10時)で、科捜研に勤める「美脚の研究員」を演じている。ミニスカートで悩殺される男性陣を相手にせず、しかりつけるキャラクター。それでいて詰めが甘く、抜けている部分もある。田中はこの役を「自分に少し似ています」と話す。

「私も見た目で『隙がなさそう』と言われますが、実はおっちょこちょい。忘れ物がすごくて、家族に『道子に財布と鍵は持たせるな』と言われていました」

静岡文化芸術大を経て建築士2級の資格を取得も、米倉涼子、上戸彩らが所属するオスカープロモーションの社長と出会い、23歳で上京。27歳の16年、テレビ朝日系「ドクターX」で女優デビューした。その後、NHK「西郷どん」、フジテレビ系「絶対零度」、Sexy Zone中島健人主演「ドロ刑」などと連ドラ出演を継続。当然、家族も喜んでいる。

「芸能界入りに大反対だった小学校教諭の父が、今では児童たちに『娘が出ているから』と宣伝しています(笑い)。家族の応援が一番力になりますね」

9頭身の美貌で女優の道を歩みつつ、バラエティー番組で「ビンに入ったジャムを全部飲んでいる」と告白。お笑いタレントとの体を張った特番や競馬番組にも出ている。「今後も垣根なしでやりたいです。競馬は3年前からで、23万馬券を当ててはまりました。日刊スポーツの競馬面もすごく参考にしています」。

「静岡愛」も深く今日19日には、「ドロ刑」のPRを兼ねてDaiichi-TV「まるごと」に出演する。「約6カ月ぶり2度目で、久保ひとみさんに再会できるのが楽しみです。前回のインタビューで『久保さんに憧れている』と話しましたが、その部分が、私のウィキペディア記事に加わりました(笑い)」。

エキゾチックな見た目で、トークがキレキレ。今後、新たなタイプで話題になりそうだ。【柳田通斉】