昨年大みそかに放送された「第69回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時)の平均視聴率が関東地区で41・5%(関西地区40・5%)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。前年は39・4%(関西地区39・6%)だった。

41・5%は紅白歌合戦が89年に2部制になって以来、11年の41・6%に次ぐ23番目の数字。

第2部は、いいねダンスで大人から子供まで人気を得たDA PUMPからスタートし、昨年11月に活動を再開したばかりのいきものがかりが続き注目を集めた。その後も企画コーナーの出演という形だが、5年ぶりに紅白のステージに復帰した北島三郎(82)が「まつり」を熱唱。他にも松任谷由実(64)やテレビで生歌唱するのは初めての米津玄師(27)が登場。最後は4年ぶりに紅白だが、中継ではなく会場の東京・NHKホールで歌うのは35年ぶりとなるサザンオールスターズが究極の大トリを務め、他の出場者、司会者、会場の観客が一体となって盛り上げて平成最後の紅白歌合戦を締めくくった。

また、第1部(午後7時15分)は37・7%(関西地区35・2%)だった。前年は関東地区は35・8%(33・2%)だった。