嵐が、11月9日に行われる「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で、奉祝曲の歌唱を担当することが24日、分かった。都内で行われた同祭典の企画発表会見で発表された。

奉祝曲は、第2部の祝賀式典で披露される。岡田恵和(おかだよしかず)氏が作詞、菅野よう子氏が作曲を担当し、ピアニスト辻井伸行氏がピアノ演奏。嵐が歌唱する。嵐の櫻井翔のコメントは以下の通り。

「一人でも多くの方をほんの少しでも笑顔にすることができたら。ただただその想いのみで、エンターテイメントを追い求めてきただけのグループです。そんな私たちにとって、大変畏れ多く、身に余るお話。国民に寄り添い、想いを寄せておられる陛下に、日々の感謝の想いをお伝えし、お祝いの会に少しでも華を添えられますよう、心を込めてパフォーマンスをしたいと思います」(原文まま)

祭典の総合演出を手がける黛りんたろう氏は、嵐の起用理由について「国民的歌手であるということ。幅広い世代に親しまれている。アーティストとしての実績はもちろんだが、とにもかくにも国民に非常に親しまれている」と話した。

黛氏によると、奉祝曲の披露は3部構成で、まずオーケストラの演奏からスタート。その後、2部では辻井氏のピアノソロ演奏となり、途中からオーケストラが協奏する。3部は歌のパートで、基本的には嵐の歌唱が中心。3部にはオーケストラの伴奏があり、今のところ辻井氏が伴奏するという予定はないという。また、奉祝曲は「まだ完成していないが、間もなく出来上がる予定」という。

祝賀式典は、谷原章介と有働由美子アナウンサーが司会を務め、松本白鸚、芦田愛菜らが各界からのお祝いメッセージを述べる。