俳優真島秀和(43)が、今夏、日本テレビ系で放送される読売テレビの連続ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」(木曜午後11時59分、全5話)に主演することが25日、わかった。

人気漫画家ツトム氏による同名の漫画が原作。紳士的で容姿端麗、仕事もできる主人公・小路三貴が、実は「カワイイものが好きすぎるおじさん」だという秘密を抱えながら暮らすコメディー。バツイチの独身で1人暮らし。3度の飯より犬のキャラクター「パグ太郎」を愛するギャップの激しい43歳の営業部課長を演じる。

17年に話題となったテレビ東京系ドラマ「バイプレーヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」に本人役でゲスト出演するほど“名バイプレーヤー”としての地位を確立している真島。民放では2度目となる主演に「ストーリーと役柄を聞いた時に、これはぜひやらせてくださいと思いました。表情と心の声のギャップなども楽しみながら演じていきたい」と、演じ分けをアピール。そして「このような状況で撮影に入れることを感謝しつつ、温かくて優しいコメディーをお届け出来たらと思っております」と意気込んでいる。

同ドラマではカワイイもの好きという秘密を誰かと共有したいと思っていた小路に、秘密を分かち合える仲間ができる。初めてできた“同志”のケンタや隣の課のライバル鳴戸、居候するおいの真純らがお互いの秘密を知り、認め合いながら心を通わせていく。イケメンから個性派まで魅力的なキャストが演じていくという。

原作者のツトム氏は「『言霊ってある』と、担当さんとドラマ化したらいいな、なんて言い合ってはいたのですが、いざそのお話をいただいた時はすぐには信じられなくて(笑い)。そのあとは役者さんの名を聞くたび驚きで眠れない日々……」とドラマ化についての心境を明かし、「ただただ、描き続けてよかったなと思いましたし、目に留めてくださりドラマのお声掛けくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。「『好き』という気持ちを大切にしていただいた感じがします。少ない単行本の内容を広げたり凝縮したりしていただきありがとうございました。放送を楽しみにしております!」と期待を示した。

◆真島秀和(ましま・ひでかず)1976年(昭51)11月13日山形県米沢市生まれ。01年に「青~chong~」で映画デビュー。テレビドラマでは09年TBS「JIN-仁-」(第一期)や18年テレビ朝日「おっさんずラブ」など話題作に多数出演。19年ABCテレビ「サウナーマン~汗か涙かわからない~」で民放ドラマ初主演。180センチ。血液型O。