眼科系の病気のため休養していた日向坂46松田好花(21)が24日、クリスマスライブ「ひなくり2020~おばけホテルと22人のサンタクロース~」にサプライズ出演し、復帰した。今後の活動は状況を見て行うという。SNSでは復帰を喜ぶファンから多くの投稿があり、ツイッターでは松田の愛称「このちゃん」がトレンド入りした。

4曲目の「まさか、偶然…」で、涙目で登場し、メンバーから拍手で歓迎された。メンバーたちに囲まれながら、富田鈴花(19)と2人で、ギターの弾き語りを披露した。

アンコールで再登場し、「お久しぶりです。日向坂46の松田好花です」と涙目であいさつした。声を詰まらせると、メンバーたちから「おかえり、このちゃん、頑張って!」と激励された。両隣にいた金村美玖(18)と小坂菜緒(18)からは、背中をさすられてフォローされた。

松田は「ホームページでも発表させていただいたんですけど、目の病気になってしまって。しばらくの間、お休みをいただいていたんですけど、少しずつ、体調もよくなってきたので、今回、このような形でステージに立たせていただくことができました」と話し、「こうやって立てていることが本当に幸せです。たくさんご心配をおかしてしまって、本当に申し訳なかったったです」と涙した。

さらに「病気だって分かった時は、頭が真っ白になって、どうしていいか分からなかったんですけど、メンバーだったり、おひさま(ファンの通称)の皆さんだったり、たくさんの方が支えてくださって、前向きになることができました。本当にありがおうございます」と感謝した。「まだ完全に万全な状態とは言い切れないんですけど、様子を見ながら、少しずつ、大好きな日向坂の活動を頑張っていきます」と伝えた。

キャプテン佐々木久美(24)からは「おかえり、このちゃん。このちゃんはリハーサルから全部泣いていたから」と明かされた。富田も涙し、「帰って来てくれてうれしい。自分のペースで頑張っていってほしいなって思います」とエールを送った。高瀬愛奈(22)は「これからたくさん笑って過ごせると思うと、楽しみだね」と笑顔を見せた。

渡邉美穂(20)は号泣し、「全員そろってステージに立てるって、当たり前じゃないんだなって思いました」と言葉を搾り出した。この日は、体調不良で休養中の宮田愛萌(22)も、ライブ配信前のアナウンスで、声のみ参加していた。渡邉は「22人そろって、本当にうれしくて。ちょっとずつだけど、戻ってきてくれてうれしいです」と泣きじゃくった。