King&Princeが22日、メインパーソナリティーを務めた日本テレビ系「24時間テレビ 44」を完走した。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下での放送だったが、歌唱やギネス記録への挑戦、募金リレー、大喜利参加などに大活躍。多くの人々の“想い”を視聴者に届けた。番組終了時点の募金総額は4億2102万9826円だった。

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今年のテーマは「想い~世界は、きっと変わる。」。平均年齢23・2歳の個性あふれる若きスターが、生放送はもちろん、それぞれの企画コーナーでも持ち味を発揮した。

昨年も個人でメインパーソナリティーを経験したリーダー岸優太(25)は「募金リレー」の第1走者という大役を全うした。「とにかく安堵(あんど)。本当に安堵ですね。めちゃくちゃ緊張していたんですけど、本当に気持ちよく寝られそうでベッドが楽しみです」と充実した表情をみせた。

チャリTシャツのキャラクター「おもウルフ」のデザインに関わった高橋海人(22)は「人間としての視野が広まった気がしました。メンバーと支え合って24時間過ごして自分の中で大きくなれたのかな」と成長を実感した様子。

番組内ドラマで主演した平野紫耀(24)は「これからもいろんな人の心に寄り添えるアイドルになっていけたらいいな」と番組出演を通してできた新たな目標を明かした。

会場の東京・両国国技館は無観客。さまざまな意見が飛び交う中での開催となったが、多くの人々の“想い”を背負ったキンプリ5人が個性を発揮し、番組を引っ張った。