女優清原果耶の民放連ドラ初主演となるTBS系連続ドラマ「ファイトソング」(火曜午後10時)第1話が11日、放送され、平均世帯視聴率が9・2%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は5・0%だった。

同作は、清原、間宮祥太朗、Sexy Zone菊池風磨を中心としたラブコメディー。昨年、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロイン役を務めた清原は、スポ根空手女子の木皿花枝役として空手に初挑戦する。菊池は花枝の幼なじみ、夏川慎吾役、間宮は夏川、花枝と三角関係となる一発屋ミュージシャン芦田春樹役をそれぞれ演じる。

第1話で、花枝は空手の日本代表をめざしていたが、突如としてその夢を絶たれてしまった。全てを失い人生どん底におり、無気力でぐだぐだした毎日を送っていたが、幼なじみの慎吾が経営するハウスクリーニングでバイトとして働くことになった。

ある日、かつて1曲だけヒットを出したが今や落ちぶれたミュージシャン・春樹の家に客先として訪問することになった。

春樹は事務所から、残り2カ月でヒット曲を出さなければクビだと宣告され、窮地に立たされていた。

今まで空手一筋で恋もしたことがなかった花枝と、「人の心が分からないから良い曲が書けない」と追い込まれている春樹。崖っぷちの2人がひょんなことから出会いを果たした。

チャラいが長年花枝を一途に思っている慎吾は、花枝と春樹の急接近に焦りを感じた。

しかし花枝は誰にも言えない、ある“秘密”を抱えており、「これが人生最後の恋」と決めていた。