米独立記念日恒例のホットドッグ早食い競争大会が4日(日本時間5日)、ニューヨークのコニーアイランドで開かれ、昨年あごの関節症などのため準優勝に終わった小林尊さん(30=長野市出身)が再度王者の座に挑んだが、決勝戦で惜しくも昨年の優勝者、米国のジョーイ・チェスナットさん(24)に敗北、雪辱はならなかった。

 大会は今年から10分間にいくつのホットドッグを食べられるかで競われ、小林さんとチェスナットさんは同数の59個をたいらげた。そこで、5個をどれだけ早く食べられるかで決勝戦が行われ、チェスナットさんが勝利した。

 小林さんは大会後のインタビューで「(決勝戦では)瞬発力で負けた」と無念の表情。来年も来るかと聞かれ、「もちろん」と答えていた。

 小林さんは同大会で2001年から6連覇の記録を持ち、米国でも「早食い王」として知られている。