元交際相手の女性にストーカー行為を繰り返したとして逮捕された落語家月亭可朝(本名鈴木傑)容疑者(70)について、大阪区検は22日までに、ストーカー規制法違反罪で略式起訴。大阪簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。命令は21日付。

 関係者によると、すでに罰金を納付し、釈放されたという。

 可朝は大阪府警淀川署の調べに「やったことは間違いないが、ストーカー行為にはならないと思う」と供述していたが、その後認めたという。

 可朝は8月4日から5日にかけて、かつて交際していた大阪市の50代の会社員女性に「よりを戻してくれ」と十数回電話をかけた上、勤務先の会社に女性を誹謗(ひぼう)中傷する内容の手紙やはがきを送りつけたとして12日、逮捕された。