次期NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(来年3月29日スタート、月~土曜午前8時15分)の収録が19日、物語の舞台となる調布・深大寺で行われヒロイン役の松下奈緒(24)と向井理(27)が参加した。同ドラマは漫画家水木しげる氏の妻・布枝さんの自伝が原案で、極貧でも明るく夫や家族を支える姿が描かれる。

 松下は「(撮影用の)衣装を身につけると昭和の前半にタイムスリップできて、気持ちが入ります。毎日得るものが大きくて、この気持ちを最後までもっていきたい」と長丁場になる撮影への意欲を語った。水木さん役を演じる向井は2日前に水木さんに会い「すごくプレッシャーがあったけれど『見せようとせずに肩の力を抜いてやりなさい』と言っていただいた。泣きそうになりました」。

 [2009年11月19日16時13分]ソーシャルブックマーク