女優桜井幸子(36)が年内で芸能界を引退することを28日、公式サイトで発表した。

 突然の引退表明について「十数回海外の仕事をいただき、また、数回の海外留学の経験をさせていただきました。これらの経験が契機となり、数年間考えた末に今回の決断に至りました」と説明。熟考の上の判断としている。引退後については「より一層社会的見聞を広め、社会に貢献できる個人を目指し、実り豊かな人生となるよう、目標を定め、研さんに努めてまいりたいと考えております」とし、具体的には触れていない。

 桜井は88年に芸能界入りし、89年フジテレビドラマ「スワンの涙」でデビュー。92年NHK朝の連続テレビ小説「おんなは度胸」のヒロインを務め、93年TBSドラマ「高校教師」で教師と恋に落ちる女子高生役で一躍人気を集めた。私生活では、03年12月に13歳年上の音楽プロデューサーと結婚したが、06年4月に離婚している。

 [2009年12月28日22時25分]ソーシャルブックマーク