映画「ピアノ・レッスン」(1993年)で子役を演じ、11歳でアカデミー助演女優賞を受賞したアンナ・パキン(27)が1日までに、両性愛者であることを告白した。同性・両性愛、性同一性障害への差別撤廃に向けて活動する団体のインターネット上のビデオCMで公表した。

 団体は人気歌手シンディ・ローパーが創設した「トゥルー・カラーズ・ファンド」。パキンは「毎日、同性愛者などへの憎悪犯罪(ヘイトクライム)が起きている」と訴えた。

 カナダ出身のパキンは、テータム・オニールに次ぐ史上2番目の若さでアカデミー助演女優賞を獲得。ドラマの共演者である俳優スティーブン・モイヤーと婚約している。

 [2010年4月2日11時8分]ソーシャルブックマーク