作曲家の平尾昌晃(72)が4日、東京・浅草の花やしきで行われた、小学生姉妹デュオ「葵(あおい)と楓(かえで)」の新アルバム「踊る昭和歌謡」(同日発売)発表会に登場した。自身がプロデュースを手掛ける11歳の葵と9歳の楓と史上最高年齢差のデュエット、アルバム収録曲「カナダからの手紙」を披露した。

 平尾は「畑中葉子と歌って以来、30年ぶり。年の差なんて関係ない。(振り付きで)体を動かして歌うのを、この2人に教わった」と炎天下ステージをこなした。

 昭和歌謡が得意な「葵と楓」は、地元・浅草の出身。祖母から民謡と三味線の手解きを受け、現在、花やしき少女歌劇団に所属。昨年9月にCD「おじいちゃん

 おばあちゃん

 ありがとう」でデビュー。「あこがれは美空ひばりさん」と口をそろえる。

 平尾も「2人にほれて曲を提供した。親近感ある声と伸びやかな歌唱で、昭和の名曲を歌い継いで欲しい」とベタ褒めだった。

 [2010年8月4日18時22分]ソーシャルブックマーク