ドラえもんの声などで知られる女優大山のぶ代(74)が18日、PSPゲームソフト「ダンガンロンパ~希望の学園と絶望の高校生~」(スパイク、25日発売)完成披露発表会に出席した。同ソフトで、5年ぶりとなるアフレコに挑戦した。「悪役は初めてで、ダメですと断ったんですけど…。思い描いたままをやったら、回りがニコニコしていた。らしくない悪役なんです。おへそカワイイでしょ」とキャラクターぬいぐるみを手に、おどけてみせた。

 08年4月、脳梗塞(こうそく)で倒れて約4カ月間入院。懸命のリハビリで回復し、昨年4月にはテレビ朝日系「徹子の部屋」で芸能活動を再開した。その後、講演や声の出演の仕事を徐々に増やしてきたが、メディアの前に出るイベントは、この日が初めてだった。

 劇中決めセリフ「お前ら、お仕置きしちゃうぞ」をマネして見せた応援ゲストのザ・たっちにも、大山がダメ出し、お手本まで披露した。最後は、囲み取材に対応できないことを、自身がわびる気遣いも見せた。

 [2010年11月18日18時34分]ソーシャルブックマーク