3月に余命半年を告白した俳優入川保則(71)が30日、都内で朗読会を行った。昨夏、直腸がんが見つかったがすでに全身に転移し、芝居を続けることを選んで延命治療を受けていない。「声のスタミナが衰えてるのにビックリした」と言うものの、体調に大きな変化はないという。

 身辺整理を続けている。「(余命が)延びても11月ということなので、冬物は処分しました」。葬儀も「自主葬として般若心経と身内のお礼をテープで録りました。あとは喪主にボタンを押させるだけ」の状態にしたという。