俳優里見浩太朗(74)が16日、東京・西新井大師で新曲「流星~いにしえの夜空へ~」のPRライブを行った。来月、主演を務めるTBS系時代劇「水戸黄門」が最終回を迎える。境内のファンに「12月からは浪人になります」とあいさつした。

 男のいきざまを描いた曲で「多くのお客様を見て、ものすごく勇気づけられた。20歳で歌い手を目指して上京し、途中で俳優の道に行っちゃったけれど、半世紀たって夢がかなった。涙が出るうれしい」。

 12月19日には「水戸黄門」のスペシャル版を放送することも明らかにした。助さん時代の歴代格さんやうっかり八兵衛など、かつてのレギュラー陣が顔をそろえる。「皆さんが『お祭りをやりましょう』と言ってくれた」と感激していた。