女優綾瀬はるか(27)が主演する来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の新たな出演者発表会見が19日、都内で行われた。

 西郷隆盛役の吉川晃司、徳川慶喜を演じる小泉孝太郎、大山巌を演じる反町隆史ら綾瀬以外に10人が出席。吉川は「福島が舞台で復興支援の力になれるならと受けた。その時、役を聞いてなくて、後で西郷さんと聞き、そんなむちゃぶり、顔は似てない。皆さん、どうしたらいいか教えてください」と冗談めかした。

 小泉は、取材陣から将軍という日本のトップに上り詰めた役を演じる感想を問われ「身近な人に上り詰めた人がいるので、気持ち聞いてみたい」と、父の小泉純一郎元首相を思いながら語った。

 出演者は岩手県出身の村上弘明、福島県出身の芦名星、白羽ゆり、秋吉久美子ら被災地にゆかりのある俳優が顔を連ねた他、加藤雅也、小堺一機、生瀬勝久が出席した。