激太りが話題の米歌手レディー・ガガ(26)が、スペインのバルセロナで行われた公演中にステージの上で4度も嘔吐(おうと)したことが8日(日本時間9日)、明らかになった。

 米メディアによると、ヒット曲「エッジ・オブ・グローリー」を歌っている最中に、観客に背中を向けて腰を折り曲げるような姿勢で嘔吐。そのまま何事もなかったようにパフォーマンスを続けたが、その後も3度にわたって嘔吐したという。その姿を観客に見られないように、男性ダンサーがガガの体を隠すように踊るなどして乗り切り、無事に公演を最後までやり遂げた。公演後には、自ら「誰にも見られていないといいけど」とツイートしている。

 関係者は「最近の報道にある過食症や妊娠とは一切関係なく、インフルエンザにかかり体調を崩していたため」と説明している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)