演歌歌手小林幸子(59)が15日、東京・文京区の椿山荘で行われた「東京新潟県人会

 第47回納涼大会」にゲスト出演した。

 約750人の新潟県関係者を前に、芸能活動50周年を記念した新曲「蛍前線」と、新潟の県花でもある「雪椿」の2曲を披露。「故郷新潟の皆さまにお世話になって、昭和39年、ウソツキ鴎でデビューしまして、早いもので50周年を迎えることができました」と感謝の気持ちを伝えた。

 昨年4月に勃発した事務所騒動以降、芸能界では逆風が続いたが、地元県人会は味方。客席から「毎年おいで」と県人会への継続参加を求められると、「はい、分かりました」と笑顔で答えた。故郷の人々の優しさに触れ、「50年は通過点でございます。新潟県民として恥じない歌を歌っていきます」と話すと、会場は「さっちゃんコール」に包まれた。

 その上で、取材陣からあらためて、昨年出場できなかったNHK紅白歌合戦への出場意欲を問われると、「皆さんにそういうお話をされてます」と前向きに話した。騒動後の展開についても「あっという間でしたね。新しい出会いや信じられないお話もたくさんいただいて。(周囲に)面白がってもらえて、自分も面白がって新しいものを生み出していきます。50周年は通過点ですから。そして新しいスタートです」と話した。