日本テレビの定例会見が27日、東京・汐留の同局で行われた。児童養護施設を舞台にしたドラマ「明日、ママがいない」(水曜午後10時)について、関係団体が放送中止を求めていることに関し、大久保好男社長(63)は「関係団体から抗議、申し入れがあることは重く受け止めている。批判の声もあるが、1話目より2話目の方が推奨の声は多い」などと話した。

 佐野制作局長は「最終話までストーリーは完成している。脚本、演出を変えることなく最後までいけると確信しています。3、4、5話見てくれれば、制作側の意図は伝わる」と、あらためて放送を継続するとした。

 ドラマは全9話。当初予定通りだとした。