女優能年玲奈(20)が18日、映画「ホットロード」(8月16日公開、三木孝浩監督)の完成報告会見に出席した。

 大人気を博したNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」後、初めて撮影に臨んだ映画で、長編映画の主演も初。親に愛されることを知らず、心に孤独を抱えながら不良少年にひかれていく14歳の少女を演じた。「主人公の和希は、輝かしい女の子。私も頑張らなきゃと気合が入った」と真剣な表情で話した。

 この日はシースルーの純白のシャツに、ピンクの花柄スカートという清純ルックで登場。しかし、演じたのは「あまちゃん」でのアイドルを目指す純粋無垢(むく)な少女役とは対照的な役柄だった。劇中では人生初の茶髪にも挑戦している。「髪を薄くしました…」。会見場から笑いが漏れると、「色を薄くしました」と苦笑いで訂正した。

 能年が恋心を抱く不良少年役には、演技初挑戦の「三代目J

 Soul

 Brothers」の登坂広臣(27)が抜てきされた。能年は「登坂さんが(現場を)明るくしてくれた。ありがとうございます。おかげで私は役に集中して、閉じこもることができた」と笑わせていた。