2016年放送のNHK大河ドラマが、戦国時代の武将真田幸村の生涯を描く「真田丸(さなだまる)」に決まったと同局が12日に発表した。脚本は三谷幸喜氏が担当し、キャストは後日発表される。

 幸村は信州の小さな領主だった真田家に生まれた。若き日は上杉景勝、豊臣秀吉の人質として暮らし、関ケ原の戦いでは西軍につき、高野山に幽閉。大坂の陣では「真田丸」と呼ばれるとりでを造り、徳川家康軍を相手に果敢に戦った。

 15年の大河ドラマは「花燃(はなも)ゆ」で、吉田松陰の妹、文の生涯を井上真央の主演で描くことが決まっている。