デヴィ夫人(74)が24日、ブログを更新。塩村文夏都議(35)へのやじ問題をめぐり、日本の政治家の低いモラルを批判するとともに、「日本は世界中から笑いものになり、本当に恥ずかしい」と嘆いた。

 18日の東京都議会での一般質問で、晩産化の支援策を求める質問をしていた塩村都議に「早く結婚しろ」「産めないのか」などと女性蔑視のやじが飛んだ今回の問題。「早く結婚しろ」と発言したことを認めた自民党の鈴木章浩都議(51)が塩村議員に謝罪したが、あまりにモラルの低い政治家たちの言動に、世間の不満は収まる様子を見せていない。

 デヴィ夫人は24日に更新したブログで、「女性を誹謗・蔑視するようなヤジを発する都議員は政治家として資質が問われ最低です。こういう人が都民の代表とは情けないです」と苦言。また、都議会だけでなく地方の女性市議へのやじも卑劣な言葉が浴びせられている現状について触れ、不適切なやじが飛ぶ日本の議会・国会が世界的にみて異常であることを指摘。「私は40年間の外国で暮らしていましたが、外国の国会でヤジを飛ばしているのは日本だけです。ずっと恥ずかしいと思っていました。日本は世界中から笑いものになり、本当に恥ずかしいことです」と嘆いた。

 また、今回の女性蔑視の発言が政治家から飛び出したことについて、「鈴木都議のホーム・ページでは“女性が働きやすい社会の実現”“子育て支援の充実”などと訴えているのです。何という偽善!

 票ほしさ、人気ほしさだけの為にこのようなウソの政策を訴えているなら最低な“政治屋”です」と痛烈に批判した。