演歌歌手氷川きよし(36)が、元マネジャーを殴ったとして暴行容疑で警視庁麻布署が、捜査結果を東京地検に書類送付した。示談成立で、起訴されない見通し。

 捜査関係者によると、氷川は今年4月上旬、コンサートのために訪れていた岡山市内のホテルのエレベーターで、元マネジャーの20代男性の頭をカバンで複数回殴るなどした疑い。取材によると、氷川は暴行を認めた上で、示談しているという。警視庁は、この元マネジャーについても、氷川側に1億~2億円の口止め料を要求したとして、同署は恐喝未遂容疑での捜査結果を地検に送付した。

 氷川の所属事務所はこの件について、公式ホームページで「元社員による恐喝未遂容疑ともども、この件については捜査機関に真相をすべてご説明し、暴行の事実はございません」と説明している。