井上真央主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(来年1月4日スタート、日曜午後8時)のキャスト発表会が22日、東京・渋谷の同局で行われた。松坂慶子、かたせ梨乃、若村麻由美、麻生祐未という“熟女系”が勢ぞろいし、土屋勝裕チーフプロデューサーは「セクシー大河です」と自信をみせた。

 吉田松陰の妹、文(ふみ)の生涯を通し、激動の幕末を描く。この日は、主に長州藩の「大奥」の女性たちがお披露目された。長州藩主毛利敬親の正室、都美子を演じる松坂は「真央ちゃんを毛利家に迎えての日々を楽しみにしています」。井上は「こんな方たちに演じていただくんだと背筋が伸びる。女性としても多くのことを学ばせてください」と笑顔で話した。

 6月に発表された伊勢谷友介、高良健吾、東出昌大らの「イケメン大河」に続き、今回は「セクシー大河」。土屋氏は「皆さん、いつまでたってもセクシーだなと。お芝居のうまい人ばかり。大河で見たい美男美女がそろった」。

 一方、大河初出演の宮崎香蓮は「いつかは大河、という、中学のころからの夢がかなった」。同じく初大河の小島藤子も「夢のよう」と喜んだ。また、この日は井伊直弼役の高橋英樹、椋梨藤太役の内藤剛志、前原一誠役の佐藤隆太も登場した。