歌手美川憲一(68)が15日、東京・港区の草月ホールでシャンソンライブ「ドラマチックシャンソン2014」の公開リハーサルを行った。

 今年が芸能生活50周年で、毎年秋にシャンソンライブをするようになって16年目。「私は努力をしているから自信があるの。やるっきゃない。今年で50周年だけど、60周年を迎えたら自分をほめてあげたい。今はまだまだよ」と気を引き締めた。

 独立問題で前所属事務所から損害賠償訴訟を起こされていることには「進展はしているけどモタモタしているみたい。長い目で見ないと。示談?

 そういう気持ちにはなれない」と話した。

 最近の芸能界を騒がせている事件や騒動へのコメントも、“ご意見番”として求められた。覚せい剤取締法違反などの罪で有罪が確定した歌手ASKAには、過去に薬物事件を起こした自らの経験を振り返りながらエールを送った。「私も指をさされたり、『薬で捕まった』と言われた。さらし者よ…。彼は今、後悔しているはず。彼は必ず立ち直ることができる」。

 不倫騒動で芸能活動を休止しているタレント矢口真里にも「もういいんじゃない。謝るところは謝ってね。チャーミングだし、かわいいから大丈夫」と太鼓判を押した。

 ライブ本番は16日、同所で昼夜2公演を行う。