「税を考える週間」が始まった11日、周防正行監督(58)と女優草刈民代(49)夫妻が東京・四谷税務署を訪れ、インターネットの国税電子申告・納税システム(e-Tax)を使った贈与税の申告を模擬体験した。

 結婚20周年を迎える前のプレゼントとして、周防監督から草刈に300万円を贈与したとの設定で、草刈が設置された端末を操作して贈与税19万円を申告した。

 草刈は「税金のことは主人らに任せきりだったけど、思ったより簡単だった」と笑顔。見守った周防監督は「税の仕組みを知ることで国がどう使うのかにも関心が向く。日本をつくるシステムに興味があるので、具体的なものがあれば(税に関する映画も)撮ってみたい」と話した。

 周防監督は96年の大ヒット作「Shall

 we

 ダンス?」を手がけ、ヒロインを演じた草刈と同年に結婚した。