JR九州は20日、アニメやゲームで人気の「妖怪ウォッチ」に登場するキャラクターをラッピングした新幹線の運行を始めた。来年3月1日まで博多-鹿児島中央を往復する。

 この日から公開される妖怪ウォッチの映画に、熊本駅をモチーフにした「毛馬本(けまもと)駅」が登場することから企画。新幹線の側面に人気キャラ「ジバニャン」などが描かれている。

 朝7時すぎに第1便が熊本駅から博多駅に向けて出発。熊本駅での記念式典には、毛馬本駅長に任命されたジバニャンの着ぐるみが登場。駅近くにある保育園の園児や親子連れら約100人が集まり、ホームに入ると歓声を上げた。

 誕生日の記念に訪れたという鹿児島市の小学6年河東柊斗君(12)は「とてもすごかった」とうれしそうに話した。

 ラッピングした新幹線は6両編成1本。12月の運行時間はJR九州のホームページに掲載されている。年明け以降は未定。