声優で歌手の椎名へきるが8日、東京・ベルサール秋葉原で行われたパチンコ「CR

 地獄少女

 弐」プレス発表会でミニライブを行った。

 パチンコ機に収録された「紅い花闇に咲きて」を披露した。11年に導入された前作「CR地獄少女」でも楽曲「願いの灯

 祈りの音」を歌っており「今回も歌わせていただいた。ありがたい」と喜んだ。「願いの灯

 祈りの音」は大当たりの際のリーチ曲で、ファンからはCD化を期待する声も多数、台の制作元の藤商事に寄せられたという。椎名は「気に入ってくれたみたいで。パチンコ人口は多いですね」と笑みを浮かべ「皆さん、バンバンやってジャンジャン出してください」と新作の台をアピールした。

 椎名は05年から09年まで3期、放送されたアニメのうち、08年から09年まで放送の第3期「三鼎」で山童を演じた。「(山童は)キノコなんですよね。人間に触れて切ない感情を知って(キノコに)戻れなくなってしまった」とキャラクターを振り返った。

 作品は、深夜0時にアクセスできるサイト「地獄通信」に依頼者が恨みを書き込むと、地獄少女こと閻魔(えんま)あいが現れ、憎しみの対象者を地獄に流してくれる一方、依頼者も最後は地獄に流される、というシュールな物語だ。椎名は「魅力はえげつなさ。(日常)流している、殺したいなどという負の感情、自分勝手な気持ちを出す(人間の)みにくさですね。(恨みを晴らす時は)自分も死ぬ覚悟で、傷として永遠に残る…戒めですよね」などと語った。

 またこの日は、06年のアニメ「地獄少女

 二籠」で花村弓枝を演じ、「CR

 地獄少女

 弐」でも花村弓枝として楽曲「詠み人知らず」を歌った、声優森永理科も参加。「(弓枝は)最悪の悪役でした。男を二股かけて、恨みを買って地獄に流される役でした」と苦笑した。