映画「PIECE~記憶の欠片~」(下山天監督、9月1日公開)の先行プレミア上映会が18日、東京・丸の内TOEI1で行われた。「仮面ライダー000(オーズ)」で主人公を演じた俳優渡部秀(20)と三浦涼介(25)が、それぞれ転落人生に陥った記者と闇写真家を演じ、新境地を開いた。

 渡部は実年齢より5歳以上の役を演じるため、苦手なコーヒーを、それもブラックで飲んで役作りしたと明かした。「僕、コーヒー飲めないんですよ。砂糖を入れずに…おいしくなかった」と表情を曇らせた。

 一方、女性の心を含む五重人格者という難しい役どころを演じた三浦は、渡部に「5人でどの役が好き?」と聞き「綾!」と女性の名前を挙げられ苦笑した。