アニメ映画「DRAGONBALL

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 神と神」(細田雅弘監督)初日舞台あいさつが30日、東京・丸の内TOEIで行われ、7つのドラゴンボールを集めたら出現し、夢をかなえてくれる神龍(シェンロン)が登場した。

 映画の新キャラクター・破壊神ビルス役の声優山寺宏一(51)は「神龍にお願いを聞いてもらえるなら」と聞かれ「何でも聞いてくれるんですよね?

 まず東北の復興、次に家のローンの完済」と笑いながら口にした。

 山寺は宮城県塩釜市出身で、東日本大震災で被災した東北地方の復興支援に精力的に取り組んでいる。宮城県内の子どもたちに吹奏楽部で使用する楽器のリペア支援を行ってきた「みやぎびっきの会」の一員としても活動してきたが、震災後は同会が幅広く子どもたちの支援のために立ち上げた「びっきこども基金」を支え、復興支援ソング「虹を架けよう」を共同でリリースし、自身も歌唱している。