真木よう子(31)が難役を演じ切り、主演女優賞を射止めた。第26回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原裕次郎記念館協賛)が9日、決定した。

 真木は映画「さよなら渓谷」で自分をレイプした男と暮らす被害者という複雑極まる設定に挑戦した。主演男優賞は松田龍平(30)が受賞、スケール感ある娯楽作に贈られる石原裕次郎賞は「少年H」が選ばれた。授賞式は28日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで行われ、「少年H」には裕次郎夫人の石原まき子さんから賞金300万円が贈られる。