映画「東京難民」の公開を記念したニコ生トークイベントが9日、東京・新宿歌舞伎町のホストクラブAVAで開かれ、佐々部清監督(56)ダイノジ大谷ノブ彦(41)らが出席した。

 大谷は本作に「ケチな店長」役で映画初出演を果たした。きっかけについて、佐々部監督は「6年前にダイノジの番組にゲスト出演させてもらった時、(相方の)大地くんは映画に興味なさそうだったけど、大谷くんは好きそうだったから」。

 初の撮影現場に大谷は緊張し、「たった2行のセリフに9回NGを出しました」と苦笑い。

 佐々部監督は「大谷くんは現場で『東京難民』になってたよね。実は4シーン撮ったけど、1シーンをカットしちゃった。ごめんなさい」と明かした。

 作品は現代の格差社会の中で、ネットカフェ難民から、危険なアルバイトやホストの世界を経て、ホームレスに流れ着く青年の姿を描いている。22日公開。