小栗旬(31)主演映画「ルパン三世」(30日公開、北村龍平監督)のワールドプレミアが4日、都内で行われた。

 ルパン三世役の小栗旬(31)次元大介役の玉山鉄二(34)石川五ェ門役の綾野剛(32)峰不二子役の黒木メイサ(26)銭形警部役の浅野忠信(40)に加え、台湾の人気俳優ジェリー・イェンと韓国俳優キム・ジュンも登壇した。

 上映が決まっている世界10数カ国に先駆けての世界初上映に、小栗は「皆さんに受け入れてもらえるかどうか、ドキドキしている」と、人気漫画の実写化のプレッシャーを漏らした。

 しかし、会場から大きな喝さいを受けると、次第に気持ちも高ぶり、「今夜は、4000人のみんな(観客)のハートを盗みに来たぜ」と言い、館内を沸かせた。

 さらに「撮影中は意識しなくても(アニメのルパンの)声やしゃべり方になってしまった」と振り返り、そのまま司会者に巧みにあおられて、公衆の前で演じるはめに。相手役に指名した黒木と2人で「恥ずかしいから」と後ろを向きながらだったが、「ごめんね~ルパン」(黒木)、「そりゃないぜぇ~、ふぅ~じこちゃ~ん」(小栗)と、お決まりのフレーズを初披露していた。