映画「ヘラクレス」(24日公開)のPRイベントが14日、大阪市のスパワールドであり、タレント森脇健児(47)と、北京五輪女子シンクロナイズドスイミング日本代表でタレントの青木愛(29)が出席した。映画はプロレスの元WWE世界ヘビー級王者“ザ・ロック”の俳優ドウェイン・ジョンソン主演の肉食系アクション大作。ヘラクレスの衣装で登場した森脇と、女戦士アタランテの衣装で登場した青木は、それぞれの肉食ぶりを披露した。

 「焼き肉が大好きで、10人前はいけます」という青木に対し、森脇は「僕は牛はダメ。鶏肉専門」。陸上競技生活37年で、現在も何かにつけて“走る芸風”とあって「牛は足が遅くなるでしょ?

 鳥は速い」とよく分からない持論を展開して、笑いを誘った。

 また劇中でヘラクレスが陥る窮地にひっかけ、自分が体験したピンチも明かした。青木は「シンクロの演技中に鼻の止めモノが取れたときはやばかった」という模範回答だったが、森脇は身を削った一生モノのネタで笑いをとった。

 ブレーク直前のSMAPと共演していたフジ系バラエティー番組「夢がMORIMOI」が95年に終了した後の生活ぶりに触れて「30歳で東京から京都に戻ってきて、17年間ずーっとピンチの連続。ヒマでヒマでひたすら走って、健康だけが自慢になってしもた」とこぼしていた。