映画「小野寺の弟

 小野寺の姉」(西田征史監督)の公開初日舞台あいさつが25日、都内で行われ、主演の向井理(32)片桐はいり(51)らが出席した。

 2人は、子供のころから2人暮らしをするきょうだい役。真っ赤なド派手衣装で登場した姉役の片桐に、弟役の向井は「今回(の衣装)は役柄っぽくということだったんですけど、まさかこういうことに…。申し訳ございません」と絶句した。

 片桐は「(公開中の映画)『グレース・オブ・モナコ』に対抗して、お客さんを引っ張ろうかと思った」と、勘違い全開ファッションをドヤ顔で説明していた。

 作品を離れても、2人の距離感は変わらなかった。ムロツヨシ(38)は「今日もまず向井くんがやったのは、片桐さんの靴を隠すこと。片桐さんが『靴がない、どうするの?』って慌てて、向井くんが山本(美月)さんのせいにしていた」と、楽屋での一幕を暴露。

 向井も「モデル同士の醜い(争い)ね」と悪ノリしていた。山本が「片桐さんの笑顔にいやされた」と感謝を口にすると、片桐は「モデルのライバルにそんなことを言ってもらってうれしい」と、その気になっていた。

 ほか及川光博(45)西田監督が登壇した。