歌手平原綾香(23)の新曲「星つむぎの歌」が宇宙で流れた。日本時間19日午前3時28分、スペースシャトル「エンデバー」に搭乗中の土井隆雄さんが、同曲をウェークアップコールにして目覚めた。「ウェーク-」はジョンソン宇宙センターが寝ている飛行士を起こす通信で、縁のある曲が選ばれる。

 「星つむぎの歌」は星への思いを読み継いだ連歌をもとにした楽曲で、土井さんの応援歌。CDは宇宙に持ち込まれ、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に納められた。平原は「帰還後にチャンスがあれば土井さんにお会いして、宇宙から見た地球のお話をお伺いしたい」と話している。