演歌歌手氷川きよし(31)が2日、東京・中野サンプラザホールでコンサートツアー初日を迎えた。00年のこの日に「箱根八里の半次郎」で歌手デビュー。翌年に初の単独ステージを行った思い出の地で、10周年イベントを始動させた。満員のファン約2200人に「おめでとう」コールを何度も受けながら「うれしい」を連発。「この10周年をどうすごすかで20周年が決まる。演歌ひとすじに、初心に帰って多くの人の幸せを考えたい。結婚という自分の幸せはあと20年はお預け。今はそれどころじゃないです」。4日に10周年記念曲「浪曲一代」を発売し、6月には全国5カ所で握手会を行う。プライベートは封印。演歌ひとすじに10周年を駆け抜けると宣言した。

 [2009年2月3日6時51分

 紙面から]ソーシャルブックマーク